【ブリーディング】【レイタンス】土木施工管理技士試験対策  重要ワード解説     

土木施工管理技士試験対策重要ワード

こんにちは!土木作業員のっちです!

今日も土木施工管理技士試験に向けて勉強しましょう!

今回のワードは【ブリーディング】【レイタンス】です。この二つは試験には頻出しますので、 両者の違いをしっかり理解して確実に得点を稼ぎましょう!

【ブリーディング】と【レイタンス】

【ブリーディング】

ブリーディングとは、打設した生コン中から水分が上面に浮き出てくる現象のことを言います。この浮き出てきた水分のことを【ブリーディング水】と呼びます。

【レイタンス】

レイタンスとは、ブリーディング水と共に浮き上がってくる微粒子の膜の事です。硬化するとコンクリート表面に多孔質で脆弱な層となって、打ち継ぎの際に接着の妨げになったりひび割れの原因になったりします。

この二つの違いをしっかり覚えておきましょう。

私が初めて土木の現場に出た時の監督はいろいろ私に教えてくれていましたが、どうやらこれに関しては混同して覚えたいたと思います。

私が二級の勉強を始めたときにその監督の事を思い出して「あ、あの監督間違ってたんだな」と、正しく私の記憶に定着するきっかけとなりました。

実践問題

二級ではフレッシュコンクリートに関する記述の選択肢の中に【スランプ】【材料分離抵抗性】等に混ざって出題されます。

例として

問 題

・フレッシュコンクリートに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

1 スランプとは、コンクリートの柔らかさの程度を示す指標である。

2 材料分離抵抗性とは、コンクリートの材料が分離することに対する抵抗性である。

3 ブリーディングとは、練混ぜ水の一部の表面水が内部に浸透する現象である。

4 ワーカビリティーとは、運搬から仕上げまでの一連の作業のしやすさのことである。

これは【 3 】の記述が適当でないですね。

ブリーディングとは、コンクリートの練混ぜ水の一部が遊離して表面に上昇してくる現象でしたね。

他の記述は正しいです。実際の試験の出題はこういった感じになります。

さらに一級では二次試験の穴埋め問題でコンクリート打設の留意事項の中に出てきたりします。

どちらでも出題頻度は高く、しっかり覚えていれば得点が稼げますので要チェックですよ!

ま と め

・ブリーディングとは、打設した生コン中から水分が上面に浮き出てくる現象のこと。

・浮き出てきた水分のことを【ブリーディング水】と呼ぶ。

・レイタンスとは、ブリーディング水と共に浮き上がってくる微粒子の膜の事。

・硬化するとコンクリート表面に多孔質で脆弱な層となる。

・打ち継ぎの際に接着の妨げになったりひび割れの原因になったりする。

どうだったでしょうか?実際の現場で働いている人なら解る事だと思いますが、正しい名称だったり試験での出題に慣れていないと正解できないかもしれません。たまに引っかけ問題として出てくる恐れもあるのでしっかり対策しておきましょう!

私はいつでも試験勉強を頑張るあなたを応援しています!毎日の積み重ねが大事ですのでコツコツ頑張ってくださいね!

ではまた、別の記事でお会いしましょう!

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