こんにちは！土木作業員のっちです！
私は今、1級土木施工管理技士試験２次検定の合格にむけて勉強しておりますが、今一度この資格を取得することの意味とメリットを確認するために記事にまとめてみました。
一般的な事と、わたくし土木作業員のっちが個人的に思っている事を織り交ぜての内容となっていますが、これから資格取得を考えている方に読んでいただきたいです。
給料アップが見込める
やはり一番大きいのは給料アップ・年収アップを見込める事ではないでしょうか？
会社によっては土木施工管理技士資格の取得により、２級で１月に数千円、１級で１万円ほどの資格手当を支給することもあります。又は日給に加算される場合もあります。年収にすると数万円～１０万円以上のアップになりますね！
私たちは会社に労働力を提供し、その対価として給料をいただいて生活しています。より多くお金をいただけるように自分で努力できるのが資格の取得です。
日々の業務で自分がいかに効率的な仕事を心掛けて会社の利益に貢献しようと努力しても、会社や上司に評価してもらえるとは限りません。一緒に仕事をしている人たちが皆同じ方向を見て、効率アップやコストカットを意識していないと個人の努力は実らず何の意味も成果ももたらしません。
それよりも会社が求めている資格を意欲的に取得することが給料アップの一番の近道であるとわたしは考えます。会社が必要としている能力を備え、資格を持った人材になることで評価され、給料を上げてもらう。それによりまた仕事へのモチベーションを高め良い仕事ができるという好循環になるのが望ましいのです。
土木施工管理技士として仕事をするのは給料が増えるのと同時に責任も大きくなります。それに見合った知識・能力・経験を持っていないといけないのも事実です。
そのためにも勉強して資格を取得して自信をつけるということにもつながると思います。
責任のある立場に就ける
土木施工管理技士の資格を取得すれば土木に関する総合的なスキルを持っている証明になります。
現場代理人となって公共工事等の施工管理をすることにもつながります。
現場の作業員をしている方であれば、監督が指示する作業内容や順序に疑問を持った事があるかもしれません。人それぞれ考え方や癖があるので、どれが一番良い方法かは正解があって無いようなものです。
上司である監督の指示には従わなければなりませんが、自分が思っている方法と違う作業をするのは多少なりともストレスがかかるものです。それを解決する近道は現場代理人になることです。
現場代理人になれば自らの采配で工事を進めることができます。
それには同時に責任も伴いますが、納得のいかない作業内容や順序に不満を持つことも無くなります。
責任のある立場になり自分の考えで工事を進め、時には作業員の意見に耳を傾け取り入れながら、作業員と共に現場の完成を目指す。チームをまとめるリーダーの役目をすることができれば、給料をもらう事以上にやりがいを感じる事ができるのではないでしょうか？
転職に有利
土木に限らず建設業界では人材不足が深刻です。どこでも人手が欲しい状況です。しかし転職を希望する人たちにとっては好ましい状況でもあります。
ある程度経験を積んで仕事ができるようになった作業員たちは今よりも労働条件が良い職場へ渡り歩くこともよくある事です。
そうした中でも施工管理の資格を持っていると有利に転職活動ができるのは言うまでもありません。
できれば現場代理人として施工管理の経験を持って転職するのが良いですが、そうでなくても資格が有るか無いかでは全く違います。
昔ながらの土木の会社では昨今の働き方改革など関係ないというようなところもあります。より良い労働環境を求め他の会社を探しているような状況ならその前に思い切って勉強し、施工管理の資格を取得してみてはいかがですか？
思いがけなくより良い待遇で歓迎してくれる会社があるかもしれませんよ？
肉体労働から解放される
土木の現場では高齢化が進み、作業員の平均年齢は現場によっては６０歳台になっているところもあります。
私はまだまだ”若いもん”のうちですが、身体はあちこち痛んできています。このまま２０年以上作業員を続けていくのは肉体的にも無理だと感じています。
年齢を重ね限界がきてから監督に転向するとか、他業種に移るというのも大変なことです。
勉強するという気力がある若いうちから資格を取っておくのもとても大事な事です。
かわいいライオンがYouTubeで言っていました。
「今日が人生で一番若い日やで」と。
勉強して、現場監督になって、現場作業を指揮する。肉体労働から頭脳労働に変わりますが、高齢になるにつれて体がしんどいのは辛いです。怪我や病気になったら収入が途絶えます。
そうなる前に仕事の選択肢を増やすためにも資格は取っておきましょう！
ま と め
他の資格でも同じ事ですが、無いよりはあった方が良いに決まっています。
それに土木施工管理技士は国家資格です。
趣味の資格取得とはわけが違います。きっと将来の自分のためになるものですから勉強した事は無駄にはなりません。
・給料アップが見込める
・責任のある立場に就ける
・転職に有利
・肉体労働から解放される
これら以外のメリットもあるはずです。自分の人生を豊かにするためにも頑張って勉強し、土木施工管理技士の資格を取得しましょう！
一人でも多くの人が土木業界に入って来て、土木施工管理技士になってくれるのを期待しています！
ではまた別の記事でお会いしましょう！
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