みなさんこんにちは!土木作業員のっちです!
少し前にネット上で目にしたのですが、【底辺職業ランキング】の一位に「土木・建設作業員」が入っているそうですね。まあ、外野に上から目線で何と言われようと私達の仕事は地域住民の役に立つ仕事ですし、誇りを持って取り組んでいくしかありません。
私自身も未経験から実際に土木の現場で仕事をしてみて、色々な良い点がある事に気付きました。
ここでは一般的な土木の魅力や、やりがい等ではなく私の個人的に感じた【土木作業員になって良かった事】を書いてみます。
これから土木業界に進むにあたって不安を抱えていたり悩んでいる方々に読んでいただきたいです。
地元の地理に詳しくなる
土木の仕事をしていると地理に詳しくなります。
私はこの仕事に就いて初めての現場は、実家近くの山中の砂防堰堤でした。
それまではその現場の近くを通ったことはあれど、砂防堰堤なんて危険そうで近寄りもしませんでした。その存在すら気にしていなかったと思います。
その後も近くをよく見てみると数多くの砂防施設が実家の近所にあることに気付きました。
それら一つひとつに建設会社や作業員達の労力がつぎ込まれていて、私たちを水害から守っているのだと実感しました。
いつも通過するだけの集落も、いざ工事をすることになれば周辺の地理・地形が気になりますし、思わぬ近道を見つけたり新しい発見もあります。
河川の工事が主なので現場の上流や下流がどうなっているか、この川とどの川が合流して〇〇川になるとか調べてみると面白いです。
自分が工事している川の下流が、自分の子供を預けている保育園の横を通っていたりします。
自分が住む地域をよく知ることができる仕事だなと日々実感します。
自然と触れ合える
土木の仕事は自然を相手に行われます。よく土木の悪い面として「夏の暑さ」や「冬の寒さ」の中で仕事をしないといけないという事が言われますが、過ごしやすい気候で作業することもあります。いや、むしろ一年の半分以上は快適に仕事ができると思います。
確かに猛暑や吹雪での仕事の時もありますが、四季の移ろいを感じながら仕事をするのは精神的にも良いものです。
そして自然の中で仕事をしていると「生き物」たちに出会えます!
川で仕事をしているとイワナやヤマメ、川ガ二等を見つけることがありますし、秋にはサケが遡上して来るのを見たりします。工事中にできた水溜りから魚たちを本流に還してあげたりもします。
不意に山菜やキノコを見つけたり、雪の下にフキノトウがあったりすると植物の生命力や季節の移ろいを感じます。
毎日同じ事務所や工場等で働いていたら体験できないことだと思います。
私は動植物が好きで生き物と触れ合うのが好きなのでとても楽しく感じますが、特に興味がない人でも自然の中で新しい発見をするのはワクワクするのではないでしょうか?
ま と め
今回は私目線で土木作業員になって良かった事を書いてみました。
何事にも良い面と悪い面があり、悪い部分に目がいきがちです。しかし、実際に体験してみれば色々な良い事や発見があり、自分の経験や成長にも繋がります。
人手不足の業界に新人が来れば歓迎されますし、土木業界も転職先の候補に挙がっているのならやってみる価値は大いにあると思いますよ!
まだまだ土木作業員になって良かったことはありますが、今回はここまで。
この記事の続きを読んでみたいかたはこちらご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた別の記事でお会いしましょう!
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